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高コレステロール血症 脂質異常症 高脂血症について

所沢市「健幸(けんこう)長寿のまちづくり」への取り組み
所沢市では「健幸(けんこう)長寿のまちづくり」を掲げ、令和8年度から新しい第3次所沢市保健医療計画がスタートしました。当クリニックも、皆さんが長く元気に所沢で暮らし続けられるよう、全力でサポートします。

高コレステロール血症は、別名で脂質異常症、または高脂血症と呼ばれています。脂質には種類がありますが、LDLコレステロールが一番怖い脂質です。血中のLDLコレステロール値が高いと血管の内側に堆積するように沈着し、最終的には血管を狭くし、最終的には硬くしてしまい文字通り動脈硬化をきたします。動脈硬化で一番怖い脳梗塞、心筋梗塞をきたしてしまいます。血管に沈着するのは、中性脂肪でも、HDLコレステロールでもなくLDLコレステロールであり、LDLコレステロールが動脈硬化の原因物質です。

LDLコレステロール140㎎/dl以上、空腹時中性脂肪150㎎/dl以上、食後中性脂肪175㎎/dl以上、HDLコレステロール40㎎/dl未満を1つでも満たすと高コレステロール血症と診断されます。

ホモの遺伝子をお持ちの方は30代で心筋梗塞を起こす病気である[家族性高コレステロール血症]については、未治療時のLDLコレステロールが180㎎/dlの場合に疑います。

脳梗塞や心筋梗塞の初回発症予防の目標値はLDLコレステロール140㎎/dl未満(糖尿病をお持ちの場合は少なくともLDLコレステロール120㎎/dl未満、)、脳梗塞や心筋梗塞の再発予防の目標値は少なくともLDLコレステロール70㎎/dl未満です。また、LDLコレステロールについては「Lower the better」といって下げても下げ過ぎることはないと言われています。

リポタンパク(a)はLDLコレステロールを血管に沈着させてしまう役割があり強い遺伝の要素がありますので、LDLコレステロールの量とは別に測定する必要があります。また、血管内皮の間をすり抜け血管に沈着しやすいと言われているsd-LDLを推定するにはApoBを測定するのも有用とされています。

  1. 脂質異常症ってどんな病気?

「コレステロールが高い」と健診で言われた経験はありませんか?これが脂質異常症(所沢市の方に多い生活習慣病のひとつ)です。以前は「高脂血症」とも呼ばれていましたが、コレステロールの値が高い場合だけでなく、善玉コレステロール(HDL)が低い場合も含まれるため、名称が変わりました。

脂質異常症が恐ろしいのは、何年も何十年も症状がまったくないまま、血管の中で動脈硬化が進んでいくことです。ある日突然、胸の激痛(心筋梗塞)や意識を失う(脳梗塞)といった緊急事態として気づくケースが少なくありません。

4種類のコレステロール・脂肪

種類

名称

働き・リスク

LDLコレステロール

悪玉コレステロール

血管の壁に積み重なって動脈硬化を進める。多いほど危険

HDLコレステロール

善玉コレステロール

余分なコレステロールを回収して掃除してくれる。少ないと危険(40 mg/dL未満が診断基準)

中性脂肪(トリグリセライド)

食べ過ぎや飲み過ぎで増える。高いと血液がドロドロになり、急性膵炎のリスクも

non-HDLコレステロール

悪玉系の総合評価指標

悪玉系のコレステロールをまとめて評価する指標。中性脂肪が高い方の管理に有用

 

脂質には種類がありますが、LDLコレステロールが一番怖い種類の脂質です。動脈硬化はその過程を顕微鏡でみると、血管にLDLコレステロールが沈着し、マクロファージが異物として貪食し、炎症サイトカインを放出し微小炎症がおこりスタートします。血管内皮が血圧や活性酸素でキズがつくと血管内皮と血管内皮の間からLDLコレステロールが侵入し、内膜に沈着肥厚し活性酸素などの影響で[酸化LDL]に変化します。免疫細胞のマクロファージは有害な[酸化LDL]を処理しようとしますがやがて泡沫細胞と呼ばれる脂肪の塊に変化します。この泡沫細胞内膜に大量に積み重なることで、プラークと呼ばれるドロドロした粥状のコブが形成されます。プラークが大きくなると、その外側にある中膜の平滑筋細胞が内膜へと移動し、プラークを覆う薄い膜を作ります。時間の経過とともに、プラークの内部にカルシウムが沈着する石灰化が進行し、血管は弾力性を失って硬くなります。最終的に、血管のプラークが破れると血栓ができ、血管を完全に塞いで心筋梗塞などを引き起こします。

 

  1. 日本の最新診断基準(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版)

2022年に日本動脈硬化学会がガイドラインを更新しました。以下が現在の診断基準です。

診断基準表

検査項目

基準値

診断名

リスク

LDL(悪玉)コレステロール

140 mg/dL以上

高LDLコレステロール血症

要治療

LDL(悪玉)コレステロール

120〜139 mg/dL

境界域高LDLコレステロール血症

要注意

HDL(善玉)コレステロール

40 mg/dL未満

低HDLコレステロール血症

要治療

中性脂肪(空腹時)

150 mg/dL以上

高トリグリセライド血症

要治療

non-HDLコレステロール

170 mg/dL以上

高non-HDLコレステロール血症

要治療

 

出典: 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」

⚠ 重要:治療目標は「個人のリスク」で異なります

実際の治療目標は、年齢・高血圧・糖尿病・喫煙歴・家族歴などで決まります。過去に心筋梗塞がある方は LDL 70 mg/dL未満 が必要です(二次予防目標)。「自分の目標値を担当医と確認する」 ことが最も重要です。

  1. 世界的な診断基準との比較

ヨーロッパ(ESC/EAS)の超高リスク者の LDL目標は55 mg/dL未満かつ50%以上低下 と、日本よりもさらに厳格な基準が設けられています。日本の二次予防目標である 70 mg/dL未満 は、国際水準に沿ったものです。

地域・機関

対象

LDL目標

日本(JSA、一次予防)

リスク別

120〜160 mg/dL未満

日本(JSA、二次予防)

心筋梗塞既往等

70 mg/dL未満

欧州(ESC/EAS、超高リスク)

心血管疾患既往等

55 mg/dL未満(かつ50%以上低下)

米国(ACC/AHA)

高リスク

スタチン高強度療法推奨

 

  1. 脂質異常症を放っておくとどうなるの?

高コレステロールを放置した場合、以下のような重篤な合併症を引き起こします。

  • 心筋梗塞・狭心症:冠動脈が詰まり、胸の激痛・突然死のリスク
  • 脳梗塞:脳の血管が詰まり、後遺症・死亡の原因に
  • 末梢動脈疾患:足の血管が詰まり、最悪の場合は壊疽・切断
  • 急性膵炎:中性脂肪が 500 mg/dL以上 の場合、激烈な腹痛・入院が必要

所沢市でコレステロールが気になる方は、早期発見・早期治療が大切です。

  1. 他の病気も持っている方へ

脂質異常症は、他の生活習慣病と重なった場合に動脈硬化のリスクが急速に高まります。

糖尿病

血糖が高い状態では小型高密度LDL(sdLDL)という特に危険なLDLが増加します。糖尿病と脂質異常症が重なると動脈硬化リスクがさらに上昇します。当院には日本糖尿病学会糖尿病専門医が在籍し、一体的に管理します。

高血圧

高血圧と脂質異常症が重なると、動脈硬化が何倍もの速さで進みます。所沢市では高血圧の方も多く、まとめてリスク管理することが重要です。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが低下するとLDLが上昇します。甲状腺疾患の治療(甲状腺ホルモン補充)が優先されます。当院では甲状腺機能(TSH・FT4)の検査も行っています。

  1. 治療を始めるとどんな良いことがある?

科学的なエビデンスは治療の有効性を明確に示しています。

科学的根拠(査読付き論文)

  • LDLを40 mg/dL下げると主要心血管イベントが約21〜22%減少(27試験メタ解析)
    Baigent C et al. Lancet. 2012; Cholesterol Treatment Trialists (CTT) Collaboration. PMC3437972
  • LDLの長期コントロール(7年追跡)で心血管イベントが40%減少
    Trimarco V et al. J Pharmacol Exp Ther. 2023. PMC10877706
  • スタチン+エゼチミブ併用療法で脳卒中・全死亡リスクが有意に低下(メタ解析)
    Banach M et al. Mayo Clin Proc. 2025.

治療で得られる主なメリット

  • 一次予防(まだ発症していない方):心筋梗塞・脳梗塞のリスクを大幅に低下
  • 二次予防(既往のある方):再発リスクを大幅に減少
  • 末梢動脈疾患の方:歩行能力の維持・改善
  • 動脈硬化プラークの縮小・安定化

当院に来ると、生活がどう変わる?

「薬を出されるだけ」と思っていませんか?所沢駅前クリニックでは、数値を下げることだけでなく、日常生活を実際に良くすることを目標にしています。

初回受診からの流れ

ステップ

内容

初回

血液検査(脂質+血糖+肝機能)・問診・頸動脈エコー。「コレステロールが高いとどうなっているのか」が目で見てわかります。

2回目

検査結果説明+管理栄養士による個別食事指導。「卵は食べてもいい?」「青魚は本当に効く?」「何をどれだけ食べればいい?」に、あなたの食生活に合わせて具体的にお答えします。

1〜3ヶ月後

血液検査でLDL・HDL・中性脂肪の変化を追います。実際の数値の変化を見れば食事・運動の効果が実感でき、治療意欲が持続しやすくなります。

長期的

頸動脈エコー・ABI/PWV検査で血管年齢を定期評価。頸動脈のプラーク(脂質の塊)の大きさや血管の硬さを確認し、コレステロール管理が本当に効いているかを評価します。

 

受診することで、実際の生活がどう変わるか

  • 🥚 「卵を食べていいか」がわかった — 管理栄養士が正確に説明するので、「卵は1日1個程度ならOK」「食べ方よりも揚げ物・脂身の方が問題」など、むやみに禁止する必要のない食品もわかります。
  • 🐟 青魚・納豆・海藻の選び方がわかった — 「青魚はLDLを下げるだけでなく中性脂肪も下げる」「納豆に含まれる大豆タンパクの効果」など、良い食事を楽しめる知識が身につきます。
  • 📊 LDLの数値が「自分の問題」とわかった — 「自分の目標値」を医師と一緒に確認することで、「健診で引っかかった」から「具体的にどこまで下げるか自分でわかる」に変わります。治療意欲が育まれます。
  • 🚶 運動が「HDLを上げるため」に変わった — 有酸素運動がHDL(善玉コレステロール)を増やし中性脂肪を下げると知ることで、航空公園・狭山湖・トトロの森を歩く意欲が具体的になります。
  • 😌 「心筋梗塞の前兆がないか」を確認できた — 頸動脈エコー・ABI/PWV検査で動脈硬化の状態を定期確認することで、「いつか心筋梗塞になるかも」という不安が「今はプラークが小さいから大丈夫」という安心感に変わります。
  • 👨‍👩‍👧 家族への注意喚起ができた — 脂質異常症は家族内で同じ傾向が出る病気です。「自分が引っかかった」とわかればご家族にも検査を勧めるきっかけになります。

今日から始められる5つのこと

  1. 毎週2回、青魚を食卓に加える — さば・いわし・さんまが手軽です。缶詰(さば缶・いわし缶)でも十分効果があります。
  2. 外食・コンビニで「定食」より「魚定食」を選ぶ — EPAを含む魚メニューがあれば積極的に選びましょう。
  3. 毎日の間食を「素焼きアーモンド」に変える — ポテトチップス・クッキーの代わりに。不飽和脂肪酸が善玉コレステロールを増やす効果があります。
  4. 通勤・買い物で1区間だけ歩く — エレベーターをやめて階段にする、1駅前で降りて歩くだけで有酸素運動の時間が積み上がります。
  5. 特定健診でLDLを数値で確認する — 令和8年度の受診券は5月末頃に郵送。6月1日以降、当院でそのまま受診できます(自己負担800円)。脂質検査も標準項目に含まれています。
  1. 所沢市特定健診で脂質異常症を早期発見

脂質異常症は、特定健診の血液検査で早期発見できます。

📋 令和8年度 所沢市特定健康診査

項目

内容

開始日

2026年6月1日(月)

受診期限

令和9年(2027年)2月28日まで

対象

所沢市国民健康保険加入の40〜74歳の方

自己負担

800円(胸部X線希望者は+200円)

標準検査項目

LDL・HDL・中性脂肪の血液検査(脂質プロファイル)、血糖、腎機能、尿検査

所沢市独自項目

尿酸検査

 

  • 受診券は 5月末頃に郵送 される予定です
  • 当院は 所沢市特定健診の協力医療機関 として受診を受け付けています
  • 所沢市内100か所以上の協力医療機関のひとつです

「所沢市 コレステロール」「特定健診 所沢」をお調べの方へ:所沢駅前クリニックでは特定健診の受付を行っています。お気軽にご予約ください。

  1. 当院でできる検査

脂質異常症の診断・治療経過の評価に必要な検査を院内で行います。

  • ✓ 脂質プロファイル(LDL・HDL・中性脂肪・non-HDL)
  • ✓ 血糖・HbA1c
  • ✓ 肝機能(AST・ALT)
  • ✓ CPK(スタチン使用時の筋肉への影響確認)
  • ✓ 甲状腺機能(TSH・FT4)
  • ✓ 尿酸(特定健診独自項目)
  • ✓ 腎機能・尿検査
  • 頸動脈エコー(動脈硬化の直接評価・プラーク確認)
  • ABI・PWV(血管年齢・動脈硬化の程度を数値化)

頸動脈エコー・ABI/PWV検査について

頸動脈エコーは、首の動脈をエコーで観察してプラーク(コレステロールの蓄積)や内膜の肥厚を直接確認できる検査です。ABI/PWVは足首と腕の血圧を測定し、動脈硬化の進み具合と血管年齢を数値で評価します。いずれも痛みなく行える検査です。

  1. 当院での治療

管理栄養士による食事指導

「オリーブオイルは健康に良いと聞いたが摂り過ぎはありうる?」「青魚は本当に効く?」「何をどれだけ食べればいい?」「昔ダメといわれていた卵は食べても大丈夫になった?」「アボカドの脂質は?」「水溶性食物繊維とは?」「The Japan Dietとは?」——そんな素朴な疑問にも、管理栄養士が個別にお答えします。

食事療法の基本ポイント

  • 青魚(EPA/DHA):週2〜3回(中性脂肪低下・動脈硬化予防)
  • 野菜・海藻・きのこ(食物繊維):コレステロール吸収を抑える
  • 大豆製品(豆腐・納豆):植物性たんぱく質でLDL低下
  • 注意:揚げ物・脂身の多い肉・乳製品のとりすぎ

運動療法

週3〜5回、1回30分以上の有酸素運動(ウォーキング・水泳・自転車など)で中性脂肪が低下し、善玉コレステロール(HDL)が増加します。

禁煙

喫煙はHDL(善玉コレステロール)を下げ、動脈硬化を一気に加速します。禁煙はすべての脂質異常症治療の基本です。

薬物療法のステップ

Step 1:スタチン(第一選択薬)
LDLを20〜55%低下させる最も基本的な薬。全世界で最も実績のある心血管リスク低減薬です。

使えない方もいらっしゃるので、医師の診断が必要です。

特に妊娠の可能性のある方は使用できません。

Step 2:エゼチミブの追加(スタチン不十分時)
腸でのコレステロール吸収を抑える薬。スタチンと組み合わせることで、脳卒中・全死亡リスクをさらに有意に低下させます(Banach M et al. Mayo Clin Proc. 2025)。

診断、併存症、副作用により、日本の大塚製薬より発売されたネクセトールR(ベムペド酸)や同じく日本のKowaより発売されたパルモディアXRを検討しなくてはならないケースもあります。

Step 3:PCSK9阻害薬(注射薬)
スタチン使用後でさらにLDLコレステロールを50〜60%以上低下させる注射薬。家族性高コレステロール血症や二次予防で目標値に達しない方が対象です。家族性高コレステロール血症の方は、早期よりレクビオを検討していきます。

  1. 毎日の食事・運動の工夫

理想的な1日の食事例

食事

内容

朝食

納豆ご飯/わかめみそ汁/野菜サラダ(オリーブオイル)

昼食

さば塩焼き定食(麦ご飯・小鉢・みそ汁)

夕食

豆腐と野菜の炒め物/いわし缶(+大根おろし)/雑穀ご飯

 

所沢のウォーキングスポットを活用しよう

所沢市内には有酸素運動に最適なスポットがたくさんあります。脂質異常症の治療の一環として、ぜひ活用してください。

  • 航空公園:広い園内をゆったりウォーキング。週末はファミリーにも人気
  • 狭山湖:湖畔を一周するコース。自然の中でリフレッシュ
  • トトロの森:里山の自然道。歩くだけで心も体もリフレッシュ

運動の目安:週3〜5回、1回30分以上の有酸素運動。まずは毎日10〜15分のウォーキングから始めましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. コレステロールが高いと言われましたが、自覚症状がないのに治療は必要ですか?

A.

はい、治療は必要です。脂質異常症は「沈黙の病気」とも呼ばれ、症状が出るころにはすでに動脈硬化が相当進んでいるケースが多いです。LDLを40 mg/dL下げることで主要心血管イベントが約21〜22%減少することが大規模研究で示されています(Baigent C et al. Lancet 2012, PMC3437972)。症状がなくても早期から治療を開始することで、心筋梗塞・脳梗塞のリスクを大幅に下げられます。

 

Q2. 特定健診でコレステロールを調べられますか?

A.

はい、調べられます。所沢市の令和8年度特定健診(2026年6月1日開始)では、LDL・HDL・中性脂肪(トリグリセライド)の血液検査が標準検査項目に含まれています。所沢市国民健康保険加入の40〜74歳の方が対象で、自己負担は800円です。当院は協力医療機関として特定健診を実施しております。

 

Q3. コレステロールの薬を飲み始めると一生やめられないのですか?

A.

必ずしも一生飲み続けるわけではありません。食事・運動・禁煙などの生活習慣改善が十分にでき、コレステロールが目標値を安定して下回った場合には、医師の判断で減薬・休薬を検討することがあります。ただし、心筋梗塞や脳梗塞を起こした方(二次予防)の場合は、再発リスクを下げるために継続が推奨されます。担当医と相談しながら治療方針を決めていきましょう。

 

Q4. 食事だけでコレステロールは下がりますか?

A.

食事療法と運動療法だけで目標値に到達できる方もいますが、遺伝的要因が強い方や動脈硬化リスクが高い方では薬物療法が必要になることがあります。青魚(EPA/DHA)を週2〜3回、食物繊維(野菜・海藻・きのこ)を意識してとり、揚げ物・脂身・乳製品の摂りすぎに注意することが基本です。当院の管理栄養士が個別の食事指導を行いますので、お気軽にご相談ください。

 

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「コレステロールが高め」「健診で引っかかった」という方のそばにいる方へ。この情報が早期受診のきっかけになれば幸いです。

クリニック情報

所沢駅前クリニック
〒359-0000 埼玉県所沢市東住吉
内科・生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)
管理栄養士在籍 | 頸動脈エコー・ABI/PWV検査

院長・副院長資格
院長:日本専門医機構総合内科専門医・内科学会認定内科認定医、日本糖尿病学会糖尿病専門医
副院長:日本専門医機構内科専門医

参考文献・出典

  1. 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」
  2. Baigent C et al. Cholesterol Treatment Trialists (CTT) Collaboration. Lancet. 2012. PMC3437972 — LDL 1 mmol/L低下で主要心血管イベント約21%減少(27試験メタ解析)
  3. Trimarco V et al. J Pharmacol Exp Ther. 2023. PMC10877706 — LDL長期コントロールで心血管イベント40%減少(7年追跡)
  4. Banach M et al. Mayo Clin Proc. 2025. — スタチン+エゼチミブ併用療法で脳卒中・全死亡リスク有意に低下(メタ解析)
  5. 所沢市公式サイト(健康・医療)

【免責事項】本ページの情報は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状や治療方針については必ず担当医にご相談ください。

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